孤独な若者

孤独な若者について

血縁関係や地縁関係が薄くなっている現状では、人とコミュニケーションをとるのが苦手であるという若者が非常に多く、孤独を感じている方は決して少なくありません。

 

対人恐怖症とはいかないまでも、見た目は楽しく過ごしていたとしても、実際は人と人との付き合いが苦手で、1対1のぶつかりや出会いを回避している傾向があります。

 

また、ここ最近の不況によって派遣社員のリストラで職を失い、職場からも人間関係からも見放されて孤独になってしまう若者が増えているのです。

 

これはある統計によるものなのですが、2030年には一生結婚しないという男性が約29%、女性が23%になると予測されています。

 

つまり、男性の場合を見てみると、実家で暮らすという方もいらっしゃるでしょうが、ほとんどが一人暮らしとなるのではないでしょうか。

 

つまり、現代に生きる若者は一人で生活をしなければならなくなり、高齢となって孤独死をしてしまう可能性があるのです。

 

このような無縁社会は、インターネットの発達によっても引き起こされているのではないでしょうか。

 

自ら外に出て社会と関係を持ったり、コミュニケーションをとろうとしなくても、インターネットから情報を得ることができるので、全く問題ありません。

 

そのため、インターネットの技術の発達したことによって、孤独な若者が増えていると言えるのです。

 

そして、孤独と聞くと最近の若者はネガティブなイメージを持ってしまうかもしれませんが、それは孤独と孤立の意味を履き違えている可能性があります。

 

確かに、孤立とは自分が寂しいと感じる心理的な状況のことを指すのですが、孤独とはひとりでいること自体を指します。

 

ひとりでいるということを恥ずかしいと感じている若者がどんどん増えているのですが、決して恥ずかしいことではありませんし、悪いことでもありません。

 

ひとりになることで気が付くこともあるでしょうし、自分と向き合うこともできるのです。

 

インターネットサービスを利用してコミュニケーションをとっていたとしてもそれは表面的な繋がりに過ぎないので、本当に満足の行く関係を築くことはできませんし、余計に孤独を感じてしまうのではないでしょうか。

 

ひとりになって自分を見つめ直すことで、自分のことを今以上に知ることができますし、自分を肯定できます。

 

そうなれば、人と有意義な関係を保てるようになるので、孤独と感じることはなくなると思われます。